株式会社日本グレイツでは川崎市を拠点に、首都圏全域で経年劣化に伴う建物の水漏れや水浸しを防止・改善するための防水工事を提供しています。
屋上、バルコニーなど水が侵入しやすい場所や部分に対して、防水材料を施工して水の浸入を防ぐことが主な目的です。
防水工事は、建物の耐久性を高めるためだけでなく、内部構造や設備を水の影響から保護するために重要な工程であり、建物の寿命や快適性を確保するために、適切な防水工事が施される必要があります。
アパートの床などに使用される、遮音性、耐久性に優れたシート防水の一種です。 長尺シートを使用することで、シーム(接合部)の数を減らし、防水層の強度を高めることで、 耐久性を向上させることができます。 また、集合住宅の居住者にとっては気になる外廊下の歩行音。特に夜間の足音は部屋の中にまで響き、睡眠の妨げになることもあります。 長尺シートはクッション性が高く、老化に限らず、階段部分にも導入することで高い効果を発揮することが可能です。
ウレタン樹脂と呼ばれる、日射や風雨に対して耐性が強い主成分を含んだ防水技術です。 建物の変形や地震などにも対応しやすく、クラック(ひび割れ)のリスクを軽減する効果を持っています。 全面繋ぎ目のない、シームレスで強固な防水槽を形成できるほか、豊富なカラーバリエーションを備えていることから、美観にも優れている特徴があります。
厚さ約1.5㎜~2㎜ほどの塩化ビニル(PVC)樹脂を含んだシートを金属などで貼りつけて施工する防水方法です。 耐候性に優れており、長期間の屋外使用でも劣化が少なく、ベランダや屋上など長期間日光や雨水にさらされる環境でも高い防水力を維持してくれる特徴があります。
繊維強化プラスチックを表すFRPは、ガラス繊維や炭素繊維などをプラスチック樹脂で固めた複合材料です。軽量かつ強靱な特性を持っており、耐熱性、耐候性、耐久性に優れています。 FRP防水は比較的短期間で完了するのが特徴で、ベランダやバルコニーにおける施工では、1~2日で終わります。
外壁のボード間のつなぎ目にシーリング材を入れる工事を意味します。 建物の隙間から侵入する漏水を防ぐだけでなく、地震や強風などで建物にダメージを与えられた時に、シーリング材が持つ「伸縮性」によって被害を軽減してくれる効果を持っています。 シーリングは5年を過ぎたあたりから劣化が始まります。この劣化の主な原因は紫外線によるもので、紫外線を受けることで「防水」「伸縮」性を徐々に失っていきます。
合成繊維不織布に溶かしたアスファルトとアスファルトルーフィングシートを貼り重ねて形成する工法です。アスファルト防水の作業工程は大きく「熱工法」「「トーチ工法」「常温粘着工法」の3種類に分かれており、防水シートの貼り付け方やアスファルトの溶かし方、重ね方によって工法が変わります。 古くから多くの屋根で施工されてきた安定的な防水技術であることから、信頼性の高い防水工事です。
防水工事の一般的な流れは以下のようになります。
ただし、具体的なプロジェクトや施設によって、手順に若干の違いがある場合があります。
スタッフが施工対象の建物の強度や付着調査をし、防水が必要な箇所や問題点を特定します。その後調査結果の報告書を作成し、最も適した施工方法によるお見積を提出いたします。
外壁の汚れやカビ、落ち葉や泥などを高圧の水流を用いて除去する清掃作業です。この作業を怠ると、汚れの上から塗布してもすぐに剥がれてしまいます。
下地に傷や穴、ひび割れなどを補修します。塗装や接着などの処理を施す場合、表面が綺麗な状態でないと密着性が損なわれる可能性があるため、良好な下地を確保する必要があります。
塗料や接着剤が下地に密着しやすくなるように、下地処理後の表面にプライマーを塗る作業です。平面な下地を準備することで、接着力が向上されます。
④で塗布したプライマーの上から防水材を貼り付ける工程です。塗装による防水工事の場合、2度塗りを行うこともあります。
④,⑤が施行された後、塗料の剥がれや紫外線から下地を守るために用いられる塗装の仕上げです。見栄えを美しく保ってくれるほか、付着した汚れやシミを浸透しにくくする効果があります。
⑥を施し、不備のない防水層を施工したら、防水工事は完了です。施行完了後も一定期間のメンテナンスを行い、都度問題がないか確認いたします。防水工事は漏水や建物の経年劣化を防ぎ、居住者へ安全と快適を提供する大事な工事です。
建物を長期間にわたって保護し、損傷や経年劣化を防ぐ役割を持つ防水工事。雨漏り被害や建物の耐久性は自然に治癒することはありません。 しかし正しく調査、施行することで建物の価値や品質を維持し、安全で快適な住環境を確保することができます。 また、雨漏、漏水が発生した後では、大掛かりで高コストの工事が必要になってしまいます。 施行後も定期的なメンテナンスを行い、建物の状態を維持することが大切です。
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